左オーナの家・右ゲストハウス

廃村となった家屋の廃材

ゲストハウス 6人宿泊

キッチンハウス

トーテムポールを撮影する筆者

気分は宇宙飛行士の筆者

ゾディアックボートで探検に出かける

ザトウクジラ    撮影者  加藤文夫 氏

ハクトウワシ

廃村となった家屋の廃材

現在のトーテムポール

150年前のトーテムポール

150年前のスカングァイ村

ロ-ズハーバーに水上飛行機着陸

ローズハーバー(クンギット島)へ出発

クィーンシャロット諸島

母系社会であるハイダ族の建物は
北海道で見たアイヌ人の建築様式と類似している

世界遺産のトーテムポールがある
アンソニー島に太古の昔に伐採された
「森の巨人」たちが苔に覆われた集落跡がある

森と海には多くの生き物が生息し

あの「ハクトウワシ」(アメリカの国鳥)や
「ザトウクジラ」さえも簡単に見る事が出来る

1万年前から「ハイダ族」が住んでいた村

その後、廃村となって
尚トーテムポールがあるニンスティン

(世界遺産)

そして千年の森を
島めぐりのひとつに加えておきたかった。

廃村となったのは200年ほど前に
ハイダ族とヨーロッパ人との交流が
始まったのが原因である

時を同じくして伝染病に侵され
,
ハイダ族の人口が激減し村を捨てたのである

クィーンシャーロット島が終われば
バンクーバーから個々の目的地へ

,
私たちはアラスカのシシュマレフ島へと
旅立つ。

自由気ままな旅をしているので
少々窮屈なスケジュールであるが……
未知への出会いの期待度の方が大きい

この島を選んだ理由は
写真家「星野道夫」(
1996年没)の
本に魅せられたからである

大学教授,写真家,彫刻家,自然愛好家,
ライター
,そして小鉄と私の8人の旅

天文学を教える一方で野鳥の会を主宰する

名古屋大学「佐藤教授」(48)の
手作りの旅に参加。

この地域へは個人旅行ではなかなか手配が難しい
現地の状態も全く解らないままに
旅の目的地へと向かった。

アラスカとカナダの国境に位置する
クィーンシャーロット諸島
南端にあるクンギット島は「人口
2人」

25年前にドイツから移住した
Tassilo Gotz Hanisch」Mrゴーツ(52)
手作りのゲストハウスが宿泊先である。

ガスも電気もテレビも無い
「薪とローソクと森の水」で
自然と共にワイルドな生活が待っている

一見,廃屋のような山小屋も
「住めば都」と言うが水上飛行機が
近づくにつれ期待と不安が交差する

大自然の息吹の中
朽ち果てそうなトーテムポールが
歴史を物語ってくれる

苔に覆われ腐食して横たわっている
大木の上には新しい命が芽吹いている

森を管理している「ハイダ族」は
自然破壊を食い止め

再び「森の巨人」たちが
帰って来るのを見守っているのであろう。

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