午前5時

海は荒れ気温-5℃

夜明け

セニア島の風景

デッカイパイとアイスクリーム

タラのムニエル身がしっかりとして味もグー

猛吹雪の中・・・

左の白い建物の二階がホテル

セニア島の氷結道路

セニア島

早朝、三脚を担いで撮影に出かけたが、

吹き飛ばされるほどの強風と

あまりの寒さに指先の感覚も失

せ早々に退散する。

どうやら不吉な予感が当たりそうな気がする

真夜中の3時、

地震かと思うほどの建物の揺れを感じる。

暴風雪に荒れ狂う波の音、

唸るような風に建物自体が吹っ飛びそうだ。

「何やこれは!」

どちらからともなく目を覚ましていたが、

いつまでも続く風波の音を夢枕に

いつの間にかうとうととまどろんでいた

海岸に立つ木造家屋の2階は広々として快適で、

清潔な木の香りに空腹を覚えディナーとなる。

ノルウエーと言えばタラ、

鮮度抜群の真っ白い身が

ソースに絡まり旨味を凝縮してくれる。

日本の地図にもないセニア島の

二人だけの晩餐会はグー。

荒天候だが何とか出航し、

トロムソからセニア島のある

フィンズネス(1時間15分)へ到着する。

本土から橋を渡るとそこはセニア島。

前も見えないほどの猛吹雪の中、

アイスバーンをぶっ飛ばすこと1時間30分

景色を楽しむどころか

5時を過ぎるともう暗闇の世界である。

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