冷たい顔で待っていたカレー

暗闇の中を行く観光客

帰り道のガイドの明かり

火口を見下ろす小鉄

小爆発を起すやスール山の火口

初日はこの上に登る

8合目の郵便ポスト

こぶし大の石がごろごろ 

8合目まで登る4WD

ヤスール山の麓から頂上を覗く小鉄

揚げパン 1ヶ40円

野菜売り場

記念撮影に群がる子供たち

村のサッカーの試合カー

ヤスール山

風向きが変わり灰の洗礼を受ける
目も開けていられない

火山灰がべっとりと汗ばんだ肌に
まとわり付く

カメラカバーを取り出すと
またまたガスでお先真っ暗。

下山の足元さえ見えないほど危険を感じ
他の観光客は早々に下山

ココまで来て残念だが諦めて降りるか。

懐中電灯まで忘れてくる段取りの悪さ

ガイドに借用した明かりを頼りに
恐る恐ると足を運ぶ。

太陽が山の裏側に隠れ始める頃にやっと到着

「ズッズッドーン」と音はするが火柱は上がらない

数分に一度,小さな火柱が上がるが暗闇で三脚を立て

カメラのセットアップに時間がかかる

おまけに下は砂地である

カメラを調節していると「ズッズッズ~ン」

真っ赤な溶岩が噴き上がるがもうひとつ迫力に欠ける

これじゃ天神祭りの花火の方が音はデッカイなぁ…。

とぼやく二人

途中何度も休憩,
これ位の山と思って日ごろ足腰を鍛えてはいたが

体力の衰えを年々感じる

小鉄は三脚を持ち涼しい顔で前を行く

突然「ドッカ~ン」
と腹の底まで響き渡るような爆発音

「もうすぐ火口が見える頂上だ」

気持ちが焦るが汗が目に沁みる

四輪駆動のトヨタ車は威力を発揮して浅瀬を渡り

山を管理している村の入口でストップ

入山料は2500vtを支払い8合目位まで車で登る。

そこからは徒歩「エッ!ココ登るんかいな」
重いカメラバックを背負い

火山灰の砂の上を登る。

一歩一歩踏みしめないと危ない

ツアー客は5人,
横乗りに座らされた我々は悪路にうんざり

年を取るとお尻の肉も落ち
クッションがより一層悪く感じるのは
車のせいばかりではない

火山の麓は黒灰色の砂の道,
こぶしより大きな石がゴロゴロしている


毎年1月~2月だけは溶岩が降るので
入山は禁止である。

過去には溶岩に当たり死者も出ているとか……
とにかく危険だ。

屋台の前には人の山,子供たちは
恐れながら近づいてくるが

デジタルカメラで写した写真を見せると
今度はワッと押し寄せ記念写真となる

同乗者のオーストラリア人夫婦が
揚げパンらしき品を購入

約40円は物価の高い島では頷けるが
食す度胸に感心する

兎に角旅先では食べ物には気をつけている。

頂上まで登るトレッキングツアーに参加。

途中サッカーの試合が行われている村で下車

何処からこんなに人が集まるのか山の中
に人込みが出来ている

この辺までは電気が来ているのか

電線が目につく
,

ガイド無しでは下山も出来ない
気分もがっくりと暗闇の中を。

午後8時にたどり着いたホテルのレストラン

予約しておいたビーフカレーは

待ちくたびれて
冷たい顔をしていた。

自然の驚異は簡単にその素顔は見せてくれない。

本日は踏んだり蹴ったり…でした

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活火山の火口を見下ろす
ヤスール山

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