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カバの儀式に使うヤンゴーナの根っこ

村の子供達

 子供たちは我々を見つけると、
みんな笑顔で駆け寄ってくる。

カメラを向けると前へ前へと来るので、
なかなかピントが合わない。

近くの川で水遊びをしたり、
牛を洗ったりしている子供たちは、
皆明るい。

村長のファラシコ・レワバサ(58)
のブレに表敬訪問。

ひと棟のブレは
50㎡位だろうか
。中は風が通り抜け薄暗く、
静かに暮らしている様子がうかがえる。

伝統あるブレは石積みの土台の上に、
竹を組み合わせて作られている。

竹で編んだ絨毯はサラサラとして気持ちがイイ。

 


 近代的なコンクリートブロックの家に住むフイジアンの多い中
、昔の姿を維持している事は素晴らしい事だ。

日本の白川郷を思わせる家屋は、
そこに住む人達もおだやかで、
酒もタバコもやらない人達が多い。

 「人口は何人ですか?」

7~800人ぐらい

「エッ!ぐらい?」

 人数を数えたこともないらしい。

村を歩くと「ブラッ」と、
声がかかり握手を求めてくる。

お互いに名を名乗ると、
歓迎の笑顔が返ってくる。

名残り惜しかったが、
先を急ぐので村を後にした。

筆者・村長・ファラシコ・レワバサ・小鉄

村の風景

ナバラ村

ビチレブ島でいちばん最初に訪れたかったのは
絵のように美しいと言われている

ナバラ村

タクシーをチャーター(F
$250)して、
キングスロードを北へと進む

快適なドライブを期待して
ランチはスーパーでテイクアウト

食パン
2斤を縦に切り中に
バターをタップリのフイジースタイル
チキンとフライドポテトを4人前
もちろんドライバーの分もでんがなぁ

全部で980

(スーパーではバターも塗ってくれる)

 ところが凸凹の山道は
4WD(四輪駆動)でしか行くことが出来ないほどの悪路
首の骨が曲がるほど、ゆれる、ゆれる

もちろん助手席にはガイド役のジェリー
地図を見ても山道は分からない
標識もあったり、なかったり

アッチコッチでナバラはドッチ?

 2時間30分のドライブの末、

山また山の中にやっとナバラの村が見えてきた
山会いにひっそりとした、ワラ葺ブレの集落

「ワアッ!すごいネ」

「平家がひっそりと暮らしている様な感じやワ」

と小鉄(女房)

ナバラ 

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