カナダのミートボール

ルーシーモード・モンゴメリ

アンに良く似た女の子

劇 場

観客は色とりどり。
ショートパンツにジャンバー
ジーパンにセーターに運動靴。

カジュアルな服装が多い中、
背広に身を包んだ日本の紳士が一人。

ピカピカの革靴も雨でびしょ濡れだ。
異色の観客は我が友人である。

小鉄(女房)たちは日本で、
映画に小説と筋書きを熟知している

英語のミュージカルも理解出来るらしく、
真剣な眼差しで楽しんでいる

公演は6月上旬ー9月下旬まで
(入場料$30-60)
で昼の2時と夜は8時から。

アヴォンリー村での生活を夢見る孤児の女の子
「アン・シャリー」の物語は、

リズミカルなテンポで舞台いっぱい歌い、
踊り飛び跳ねる。見事な演出だ。

120年前ルーシーモード・モンゴメリ
(1874-1942)

が描いた「赤毛のアン」は、
40年近くもロングランを続けているミュージカルである。

アンの世界を夢見て、
大阪から友人の大崎夫婦の四人連れで観賞した。


「背広の紳士」は早くも下を向いて、
両瞼は閉じたまま。

私も睡魔と空腹の観賞
(休憩15分)は正直言って疲れた

フィナーレは「午後11時」
感動の涙が4人の頬を濡らし、
惜しみない拍手の中、幕は下りた。

「あ~ぁ腹が空いた」・・・
夕食は深夜を過ぎて、
ホテル到着は午前様。

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ミュージカル

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