マグロ漁を観戦するツアー客

マッタンツア 第二弾

このツアーは個人経営の会社が

やっているので

何があっても責任は取らないと

申込用紙に“サイン”をする

参加者は72人 

イタリア人が大半 

前回の時の扱いとは大違い

しかし二回目は我々二人 

マッタンツアを撮影する筆者

壮絶なマグロとの戦い

 警 備 艇

島を訪れて4日目

Gillo TONNO”の

セレモニーの始まりの『マッタンツァ』

マグロが無ければ主役の居ない舞台と同じ 

今日は迎えも無くバスかタクシーで来いと…

仕方なくタクシーで到着 

既に数十人が集まっている 

意気揚々と引き上げる海の男

真っ赤な海でマグロと格闘

マグロの掴み獲り

マグロの掴み獲り

フックに掛けて陸揚げ

マグロ漁の先導船

年々漁獲高も減っているとスタッフが嘆く

「本マグロ」の名で私たちに馴染み深いクロマグロ

地中海ではそのクロマグロが急減している


かっては一尾900キロ近い水揚げされた時もあったと・・・

稚魚から繁殖可能な時期まで4年以上もかかる

日本ではマグロが氾濫しており

マグロの危機は中々実感できない

揺れるボートで必死の撮影

真っ赤に染まる血の海で

幾ら飛び跳ねてもクレーンで

吊り上げられたら一巻の終わり

マグロ漁と言うより

壮絶なマグロの掴み取り 

獲れたマグロより観光客の方が多いの

もマグロに悪いような気がする 

フックに掛けて陸揚げ

網を手繰り寄せる海の男たち

勝手知ったる舞台裏 

ボートの着く場所から撮影場所まで確認

警備艇に乗せて貰えたのは

カメラマンの私一人 

女房の小鉄も乗船を拒否される

顔見知りのスタッフが

何かと気を使ってくれるのが嬉しい 

マグロを追い込む

マグロ漁の仕掛け

ライフジャケットも何も無い海の上

全ては個人責任の海外で

我ながらようやるものだと感心 

観光客の多さに水揚げの場所は

ロープで規制 

早々にスタッフの車に便乗させて

貰って意気揚々と引き上げた。