釣りバカ日誌

いきなり小鉄がゲット 

次もまたその次も 

イサギに似た魚は小鉄の針にだけかかる

「どないなってんねん」

フェリーと私は
34匹は釣り上げたが

今日の小鉄は向かうところ敵なし 

石漁法もなかなか面白い 

2時間の釣果は小鉄(11匹)に

軍パイが上がる

いきなり小鉄が釣り上げる

島の12月はマグロのシーズン 

南太平洋でマグロが食べれるなんて…!

ドライバーのフェリームニョに

連れられて港を覘いた

タイミングよくマグロの陸揚げに遭遇 

ラッキー! 

つり大会のチャンピオンは小鉄

石に鳥のモモを巻きつける

餌の鳥のモモ

水中メガネと錨の代わりの重石

水中メガネで魚を確認

精悍なマグロ船の船長

65kgのマグロと小鉄(50kg)

仕掛けは鳥のモモ肉を使用 

10
cmぐらいの石に

餌を付けて
10回ほど巻く、

その上にパンを乗せ更に
10回巻く

パンで魚を集め石が放れ落ちた瞬間

餌が現れる仕掛け 

「こりゃ面白いなぁ」

船はオロゴン岬の島影の

波の静かな所で錨を下ろす

錨といっても大きな石に

ロープを縛りつけ海に沈めて固定する 

原始的なやり方に苦笑する 

船長は覗きメガネで海中の魚を確かめる

私もやってみたが魚はおりまへん 

少し船を移動し今度はOK

翌日はもうとローリングに

挑戦していた三人 

船は大波にもまれ船底は波を打つ衝撃

船縁りを掴む手に力が入る 

まるで暴れ馬に乗っているようだ

一回目の当たりが来た 

残念ながらすぐに魚はバレてしまう

とれとれのマグロ

船  頭

波がこれ以上高くならないうちに港へと急ぐ 船底を打つ波は腰まで響く

イースター島の釣大会 チャンピオンは小鉄

今回に限って船酔いもバケツのお世話にならないとは珍しい

きっとモアイ像が見守っていてくれていたのかも知れない。

本日の釣果

タクシドライバーのフェリ

石をいっぱい積み込んだ船

3人がかりで

引き上げた獲物は
65kgを計量 

その場で頭を切り落とし

内臓を手際よく引き抜く

精悍な船長は血みどろの格闘 

こんな小さな漁船で釣れるのか?