第12弾 ご島地グルメ 島根県 知夫里島

知夫里島 島根県

人口増加率全国1位人口614人(2022/3)

★★★ 岩牡蠣

 

島内航路いそかぜは

中ノ島・西ノ島・知夫里島を

1時間に1本の割合で島内を回る

いそかぜ

中ノ島から西ノ島を経由して約30分

港には宿泊先のホテル知夫の里の支配人

特別料理や観光船の手配など

何度もメールで交信

山の上のホテルは見晴らし抜群

赤壁

荷物を置くと直ぐに牡蠣養殖場の作業場へ

大きな牡蠣がゴロゴロと大きさ別に

カゴに分けられている

“これは何年もんでっか”?

“4〜5年ぐらいです”

手の平より大きな岩牡蠣に

“う〜ん旨そう”

夕食はコース料理の

先付・刺身・旬味・強肴・ご飯・デザート

と期待に胸が膨らむ

その上に特別注文の岩牡蠣のフライとバター焼き

贅沢三昧の岩牡蠣の味比べ

ホテルの岩牡蠣の一品目は

海水ジュレと隠岐誉のクリーム

海水を煮沸し日本酒+生クリーム+レモン

ゼリーでとろみを付けて岩海苔をトッピング

ホテル料理長の里野モミイチ氏の創作

海水の塩味と生クーリームの

絶妙な味にう〜んと唸るしかなく

牡蠣は塩味に乗って白い裸身をくねらせ

何度も味を確かめて舌を喜ばせてくれる

何ともセクシーな逸品だ

 

二品目

エスニック風岩牡蠣のグラタン

トマト・唐辛子・ベーコン・玉ねぎと

今までに無い味付け

生牡蠣・焼きがき・バター焼き・フライ

しか食したことがない中で

トマトと辛味の味付けはお酒が進む

ご当地酒の隠岐誉と牡蠣を交互に頂く

箸のピッチが益々早くなる

特別注文のバター焼きと牡蠣フライ

濃厚でジューシーな肉厚たっぷり

バターの香りを乗せてぷりんぷりんの牡蠣は

踊りながら喉元をすぎる

お目当てのカキフライは今までの中で

一番の特大

昼間に見学した養殖場の記念写真を撮った物らしい

総重量1kgはあるかと思う岩牡蠣

あまりにでっかい牡蠣にフォークとナイフでカット

クリミーで真っ白い肉体はサクサクの衣に包まれ

至福のひとときを楽しませてくれた

今夜は岩牡蠣のチャンピオンにノックアウトされ

満腹の腹を抱え胃薬のお世話になった


            料理長

料理長談 

牡蠣フライは生のまま揚げるのではなく

サッと酒を潜らせると牡蠣の身は縮まない
 

ご当地感4.8 味4.9 コスパ 4.8創作4.8 雰囲気4.7

2022/4/25 No47

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正

 


▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2022/04)

Photograph by Yoshi Ikeuchi

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