第45弾ご島地グルメ 香川県 直島 美術館の中にあるホテルのレストラン

人口2935 (令和6年)

岡山県宇野港からフエリーで20分、三連休の土曜日でもあり
3月の季節外れの直島

フエリーは80%の乗客に予想外 ヨーロッパ人と見られる外人も多い人気の島
流石に政治情勢で中国人の姿は皆無である
3月21日は我が女房の誕生日
前々から予定を立てていたミュジアムのあるホテルの予約は困難を極めた
しかし私の目的は直島グルメ
直島宮浦港のすぐ前にあるヒラメ専門店

1日のヒラメの刺身も限定数 事前予約で残りの一人前の予約をゲット
12時の予約、到着からの待ち時間を持て余していた
島にはタクシーが2台だけで今日は貸切りでタクシーも予約不可
しかし予定もしていなかったホテルの送迎車が目の前に停車

巡回時刻表を手に入れ、手荷物も預け身軽になり食堂へ向かった
表のメニューと睨めっこをしていると店員さんが「今日の刺身はもう売り切れました」と冷たい声で…
「いや!一人前だけ予約してまんねん」

12時前であるのにそれではどうぞ中へと通をされる
見るからに美味そうなヒラメは光っている
あともう一品はヒラメの空揚げ(単品)

光り輝いているヒラメの縁側はコリコリとして脂の乗りも絶品
それより美味いのがヒラメ一匹の唐揚げ
丁度良い大きさのヒラメは「頭から全部食べられます」と

頭の一番美味いところは誕生祝いに女房にプレゼント
パリパリと心地の良い音を立て幸せそうに箸が進む
流石に中骨は太過ぎて避けたがあっと言う間に完食
ヒラメ三昧のランチに舌鼓を打って港の散策

港の反対側に透明の建築物が一際際立っている
建築者は関西万博の会場デザインの製作者の藤本壮介氏と記名されている
何となく親しみを覚える
建築物の前にうどんの看板が目に飛び込んで来た

それもセルフで中は満席、外は行列 エッ!との検索漏れか!?

夕食は初めての美術館の中のホテルのレストラン
ベネッセミュージアムの「一扇」

メニューは洋食か和食のコース料理2点のみ
和食は扇コース(17.000)豊富な食材を手間暇かけて生み出す上質な懐石料理
渚コース(13.000)瀬戸内海の山と海から届いた恵みを堪能できる和食の粋
選択の余地は和食か洋食のみ、迷う事なく和食の2コースを注文
6時からのコースはほぼ満席に近い

前菜 季節の前菜盛り合わせ
美しい盛り付けの説明を受けるが全部は書き留められず
スタッフに内容を書いて貰った
食事の途中で貰ったメモには美しい字でゆり根の絵まで添えて…

3月21日本日の前菜
赤貝と分葱の辛子酢味噌がけ
甘海老のもろみ漬け
厚焼玉子 からすみ 一寸豆
サーモン鮎巻き 穴子昆布巻き
金柑 花弁ゆり根
これだけでも十分な料理の数々
甘海老も刺身以外で食べた事が無く、もろみ漬けの上品な味に舌もびっくり
鮎をサーモンで巻いた逸品はまるで芸術
壁に掛かってある絵よりも上手い(旨い)
赤貝と分葱の取り合わせも磯の香りと分葱のシャキシャキ感に頬が緩む
前菜だけで顔を見合わせ凄い、美味しいを連発

お椀 鯒葛打ち 玉子豆富 つる菜 梅肉 木の芽
鯒の字が読めず何やろと食材と睨めっこ 鯒ーこち

お向 虎魚 薄造り 鰆造り
又、又、国語の勉強 何やこりゃ? スタッフの先生に2回目の質問「おこぜ」
今までひら仮名の「おこぜ」しか食べた事が無かった
漢字の「虎魚」は初めてだが瀬戸内海の虎魚も絶品、いや「べっぴん」だ

心入 車海老 菜の花 黄身酢漬け 憎い取り合わせに脱帽

茶碗蒸しはカブを小さくサイコロ状に
蛤の出汁と身が、滑らかな卵がツルンツルンと
舌も心もトロとろになる天下一品

焼物 まなカツオの焼き物とサーロインとヘレ肉の食べ比べ
甲乙付け難いがやはり年配者は脂味が少ないヘレに箸がいく

油物 季節の魚介と野菜の天麩羅
ここまで来ればもう二人ともお腹がぱんぱん
「予は満足じゃ」と端を置く訳には行かない

食事 握り寿司五貫とえんどう御飯
二つのコース料理も終宴に
あと一品鯛・鰆・サーモン・アナゴ・海老の握り寿司も
えんどうご飯には勝てなかった

果物 苺 バナナ オレンジ
抹茶クリーム
甘さを控えたクリームが果物の味を引き立て
より一層美味しさを際だてた
身も心も瀬戸内の饗宴に満足して
取材である事も忘れ、メモすら取らず
味わった食の競演に感服した。
鯒と虎魚の字が読める文字の教育と食の教育に頭を下がる晩餐会

翌朝は12時10分の豊島行き高速船、

その前にホテルの庭と散策

目を付けておいた港の前の讃岐うどんは11時開店

ホテルの送迎バスに時間を合わせ開店と同時に二人目の入店
全てはセルフとなっているが注文と同時に好きなトッピングを選んで
そのまま会計に

選んだ名物のあほうどん小と天麩羅1ケで620円
入店から退店まで20分は超回転率が良い

安くて早くて腰のあるアホうどんはニンニクの香りが旨い アホ(にんにく)
開店30分でほぼ満員の人気店はご主人ひとりで運営
コシのあるうどんはそれなりに美味いが船の待ち時間には丁度いい

讃岐うどん


味:4.9/価格:4.7/ サービス:4.8/ 雰囲気:4.9 2026/3/21 No157

めっちゃ うまい ご島地グルメ

島の愛好家 池内嘉正


▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2026/3/21)

 

 

Photograph by Yoshi Ikeuchi

 

 

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