2024年3月29日(金) 17:27 JST

タイ王国 ナン・ユアン島・タオ島_シーワールドアドベンチャー

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タイ王国 ナン・ユアン島・タオ島(53島目)

海の中のスライドショーはここをクリック

ビーチが日帰り客で賑う頃には
悠々とテラスからの景色を存分に楽しむ 

宿泊しなければ味わう事が出来ない… 

朝・昼・夕と変化していくビーチ、
動から静へ 

光がオレンジ色に海を染める頃 

シャターチャンスは私の独り占め 

さすがに思い三脚は部屋でスタンバイ 

ダイバー軍団とシュノーケル軍団が

やって来る前に部屋に引き上げる事にした 

朝食前の運動に腹の虫が鳴いて催促
 
7kgもあるカメラバッグを担いで

地獄の階段を登らなければならない

思い出したように足に痛みを覚える 

今日も又特訓開始 

翌日の早朝に内緒で足ヒレをつけ
岩場伝いに深場に入り
シュノーケリングを楽しむ 

魚たちのスライドショーの上映開始 

竜宮城の探索は時のたつのも忘れている 

内の乙姫さん(小鉄)は
どうしているのかと……?

見渡して見ても一心不乱に魚と戯れている

久し振りの「半水面カメラ」の重たいこと 

穏やかな波が幸いして水中の小魚と遊ぶ

名も知らない魚たちは獲られる

心配もないので私の周りをグルグルと遊泳

太陽の光がキラキラと海底に映り

魚たちの水中ライブが永遠と続く

足ヒレ無しでは遠くまで泳ぐのに
足が吊りそうになる 

我ながら筋肉の衰えを感じる

遠浅のビーチに群れる魚たち 

この島では珊瑚の絨毯の上に

立つ事は許されない

引潮のためお腹すれすれになって

泳ぐ状態も楽じゃない 

ライフジャケットを装着していても

足ヒレ無しでは上手く進めない

光のシルエットがカップルを浮かび描くとき

静かに一日の終演の幕が下りる 

ビーチではアフターファイブに
バレーに興じるスタッフの声だけが弾む

美しい自然の変化が一日の終わりを告げる 

究極の茜色、私が一番好きな時間 

真っ赤に燃える太陽が沈んで…
そして一瞬空が染まる 

何とも言いようのない旅の風情を

身体全体に感じる 地球は素晴らしい……

シーワールドアドベンチャー