2025年4月30日(水) 13:53 JST

第41弾 長崎県 平戸島 ひらめ・ちゃんぽん・平戸牛

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第41弾 長崎県 平戸島 ひらめ・ちゃんぽん・平戸牛

鷹島殿ノ浦から高速船で平戸の今福まで(25分)
船から降りて坂道を10分
こんな所に駅があるのん?たどり着いた駅は鷹島口(松浦市)の単線
もちろん改札も駅員も不在の無人駅。
待合の椅子に一人の外国人
“ハァーイハロー ドコカラ オランダからmeは大阪

 

直ぐに打ち解ける特技 PerterとYoshi
辿々しい英語も役に立つものだ 初めての日本ひとり旅
日本をぐるっと回って四週間。来年は大阪にも来ると言うので名刺交換
初めて経験する単線長距離列車

 

とんとん拍子に乗り継げて降りた所が「たびら平戸」
駅前には日本最西端の駅の記念の塔
90分で平戸島のホテルに到着(10時30分)

 

えらい早すぎたな〜とフロントで手荷物を預けて友人を待つ
11時頃、フロントから声が掛かりお部屋の用意が出来ましたと鍵を渡される
えッ!嬉しいネ こんなサービスが旅人に取ってはありがたい!
部屋で背中でも伸ばすか…と女房もニッコリ
連絡を取っておいた友人の福田さん(71)を待つ

予約のランチは人気の「いけす居食家大徳利」

 

ヒラメ定食に珍しいひらめの茶漬け、魚が苦手な福田さんは天ぷら定食

 

いけす居食家大徳利

どこで食べてもコリコリとして鮮度の良いヒラメは甘くて美味しい
初めての「ひらめの茶漬け」はひらめの身が、熱闘で弾けて身がシコシコとして旨さ倍増

 

★★★
お茶漬けで喉越しも良く、
漬けの味付けも程良い塩味であっという間に完食
隣の刺身の縁側を漬けにして最後の一口を流し込むと二度美味い味が楽しめたひらめ様

 

二軒目は評判のちゃんぽんの店「一楽」昼を過ぎているのに3組待ち
ちゃんぽんと言っても全部で8種類

 

平戸ちゃんぽん・あごちゃんぽん・もつちゃんぽん・カレーちゃんぽん
平戸牛ちゃんぽん・鯨ちゃんぽん・オランダちゃんぽん・
ゴマ豆乳ちゃんぽんとどれも旨そう。

 

★★★
私一人で入店して迷わず
「あごちゃんぽん」(カロリー827kcal・糖質50g・炭水化物73・9g・カルシューム130mg・食塩相当量7g・総植物繊維8.8g)
健康に対する気遣いからか、一品一品、カロリ−計算などの表示が嬉しい。

 

あご(とびうを)を焼いて出汁を取り、鰹と醤油出汁を濃厚にした
旨味たっぷりのスープに旨いとうなずく
流石に麺は全部食べ切れなかったがスープだけは残さず完食
こんな美味いちゃんぽんはここでしか食べられない味だ
その間、友人と女房は長時間、車で待たして申し訳おまへん
取材とは言え1時間半もスンマヘン。

 

夕食までは部屋で一休み、今夜は平戸牛
島の一番人気店は臨時休業なので仕方なしにおすすめの店へ

 

定番のタンに上カルビー・特選ロース・バラ・塩ホルモン・キモと
食べ進んだがランチに勝ることは無かった。

翌朝、ゆっくりとチェックアウト、もちろん朝食は抜き
ホテルのフロントから大阪までのバスとJRの時刻表のコピーが用意されていた
何と気の利いたサービス、ホテル彩陽WAKIGAWAのフロントに
★★★
おおきに!
JRの佐世保―博多行き13時45分みどり36号と名前まで良いと
女房のミドリがニッコリと朝から気持ちがいい

予定は生月島のあご出汁ラーメンだったが急遽変更して
昨日と同じ店の一楽のちゃんぽんへ三人で再チャレンジ
11時のオープンの一番乗り、注文は人気NO1「平戸ちゃんぽん」
ゴマ豆乳ちゃんぽんと有名な「皿うどん」の三品

 

少しアッサリ味で食べやすく万人が好む味の「平戸ちゃんぽん」は流石一番人気
友人の福田さんもグルメ取材の一員として「ゴマ豆乳ちゃんぽん」注文

 

胡麻の香ばしさと豆乳がよくマッチし、濃厚な味わい深い癖になる逸品
舌堤の音がぽんぽんと聞こえる程、三人共完食
隣のシニアの席にはハーフサイズのちゃんぽんが、運ばれているのがいいね

 

皿うどんの麺の喉越しも良く、野菜たっぷりの健康食
開店と同時に満席になるほどの人気店は連日行列が出来る店。
さぁ〜これから大阪へ帰ろうと時計を見ると丁度いい時間

 

友人の福田さんが佐世保駅まで
“送ります”
“おおきに”
満腹のお腹をさすり平戸島を後にした。

 

味:4.8/価格:4.7/ サービス:4.8/ 雰囲気:4.7

2025/3/26-7 No 138

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正


▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2025/3/26-7)

Photograph by Yoshi Ikeuchi

第40弾 長崎県 鷹島 アジフライ

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第40弾 長崎県 鷹島 アジフライ

佐賀県唐津市呼子から鷹島肥前大橋(1251m)へ

娘と孫の4人分のバス料金とタクシーと余り違わないのでタクシーで一直線
予定より早く着いた鷹島の道の駅
変更してアジフライが旨いランチと決めた
道の駅は年中無休だが隣接の「味処まつばら」は本日定休日

 

えっ!タクシーは帰ったし近くの食堂まで歩いて30分????
“どないしょ” と途方に暮れていると目の前に女神が現れた
帰った筈のタクシーの運転手さんがトンボ帰り“何で”

 

“奥さんの土産を買おうと思って”…
地獄に仏とはこのことや
次の店まで送って!“よっしゃ”と,気前良くメーターも倒さず出発
店の前でメーターを倒し初乗り料金でサービス
有難い事です
全員最敬礼 アリガトウゴザイマシタ

 

人気店の「海道」満席に近い状態だが
四人席が一室空いていたので直ぐに通された。

 

★★★
注文はお目当てのアジフライ定食
アジフライと鯵の刺身定食

 

★★★
鷹島名物 海鮮丼魚島来飯(おとこめし)

 

よくばり定食(海鮮丼とアジフライ)

 

★★★
アジは生簀から網で取ったピチピチの活〆

 

★★★
ピカピカの刺身は見るからに旨そう

 

ふゎふゎサクサクの鮮度抜群の
手の平サイズの肉厚なアジフライは文句なしにうまい
隣のピカピカの刺身もひと切失礼 甘っ! 後は黙々と箸を進める

 

★★★
おとこめしは鮮度抜群の海の幸(スズキ/アジ/イカ/コロダイ/はまち/太刀魚等を)
を豪快に乗せて特性のゴマ醤油をぶっかけて食す
若者の食べっぷりは見ていても旨そう
食べても、食べても丼の底は見えない
それぞれがシェアして仲良く分け合い四品を完食
“やっぱり若い者がおらんと…”

 

★★★
『このアジフライの松浦市がアジフライと水中考古学の聖地」
と注目され,2025年度の日本旅のペンクラブ賞を受賞
地元の食堂や歴史を大切にする姿勢を評価

 

同市の鷹島沖の海底遺跡で1980年から続く調査では
これまで3隻の元寇沈没船を確認
2022年に木製いかりを引き上げる際には
全国の水中考古学ファンが現地に駆け付けた
市はこちらも「聖地」と位置付ける
将来は沈没船の引き揚げも視野に入れる市は最近
「アジフライを食べたあと、元寇、いいんじゃない?」
と記したチラシをつくり、二つの聖地を掛け合わせてさらなる相乗効果を図る』
3月9日、西日本新聞掲載記事 (福田章)記事引用。
ランチの後は帰阪組と滞在組とここでお別れ

 

じゃぁ又な ホテルの迎えの車で二人でチェックイン
抜群の段取りもここまで。
期待の夕食はふぐ、ここ鷹島はふぐの養殖は日本一
期待が大きかっただけにがっかり
ふぐのコースにナス田楽や・茶碗蒸し・前菜を食べてなんやこれ⁉

 

炊き込まれた鍋が出て来た時はもう・・・
写真も撮れない有り様にご馳走さんと
おじやも食べずに席を立った。

 

旨いふぐの食べ過ぎも贅沢な悩みですね。

 

味:4.7/価格:4.6/ サービス:4.6/ 雰囲気:4.7

2025/3/25 No 137

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正


▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2025/3/25)

Photograph by Yoshi Ikeuchi

第39弾 佐賀県 小川島 姿造り(伊勢海老・平目・鯛・いかの活け造り)

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第39弾 ご島地グルメ 佐賀県 小川島 姿造り(伊勢海老・平目・鯛・いかの活け造り)

(人口198人)
朝市で有名な呼子、コロナ禍以降ここでも土日以外は閑散としている
呼子湾には7つの島がある。

その中から一番気になっている小川島を選んだ
小川島には4軒の民宿が甲乙付け難い中から民宿「クジラ支満」(1991創業)を予約

 

宿泊プランの予約は4名から。
娘と,この春に大学生になる孫の桔平の4名の旅

 

お目当てはイカ、透き通ってコリコリとした食感が特徴
ヤリイカ(4月~12月)やアオリイカ(12月~3月)、
甘さが特徴の甲イカ(3月4月)など季節によって異なるイカが味わえる

 

大阪から5時間の長旅で小川島に到着 海風が爽やかな甲板に五感で春を浴びた

 

気持ちの良い出迎えに疲れも吹っ飛んだ 
ゆっくりと休養を取り、腰を伸ばして夕食のスタンバイ 
若い娘親子は仲よく海岸を散歩、旅の思い出は絆を強くする
いよいよ夕食の時が来た 3階からそろりそろりと階段を降りて一階の食堂へ
テーブルには “でっ で で〜ん” と大海原に見たことも無い

 

姿造りのオンパレード ★★★
鯛の姿煮・伊勢海老の姿造り・ひらめの姿造り・イカの姿造り・伊勢海老のグラタン車海老の塩焼き・サザエ・アワビの造りと焼き
その上、うに飯が二桶(鯛ひらめサザエが具)

 

まるで竜宮城の大宴会 鯛やひらめが舞踊りアワビとサザエが太鼓を叩き、
そこにデーンと控えているのが今夜の主役 「イカの活造り」
注目のイカに四人の箸が伸びるのは早かった ★★★

 

 

ここでしか味わえない甘いコリコリの食感に
疲れもすっ飛び満面の笑顔が頷いた
美味しい!旨い!甘い!コリコリやわ!と賛辞のつぶやき!

私の好物はヒラメの縁側。
脂が乗り、ねっとりとした甘味と旨味があり食感が又いい
大振りの鯛の煮付けはシコシコとして甘辛い味付けが実に合う ★★★

 

夕食にはご飯は滅多に食べないのに磯の香りに誘われて、うに飯のお代わりするほど食が進んだ
 伊勢海老は味噌汁で再登場 超贅沢な逸品は一口すするとア〜ッ
二口目アッ〜ア〜と言葉にならない

 

伊勢海老のエキスがこれでもかと口中をノックアウト
魚貝尽くしに腹の中は正しく海鮮三昧
ドンドン美味しい物を詰め込んだら大漁達成!
今夜の俺の身体が大漁旗を挙げて喝采している

朝食のご飯が又旨い タイやヒラメは漬けになって朝のご挨拶
迷わず漬け丼にしてペロリと頂く

 

小川島にこんなに旨い魚があるとは知っている人は少ない。
島の湾には2〜3年前迄は3月頃にアジの大群が押し寄せて来て
釣った魚で活け造りを朝食に出せたと・・・女将さん
今は鰤や大物が湾内を海遊してくると…
地球の温暖化がこんな小さな島にも影響していると寂しげにつぶやく

桔平談(18)2025/3/25

 

めちゃくちゃ良かったです。
知らない土地という不安もありましたが
島に着くと会う人会う人が穏やかで温かい気持ちになり
不安が消えました
島で食べたものはどれも美味しく貴重な一品でした
1番を決めるとすればやはり、イカです
びっくりするほど甘くて噛みごたえのあるとても美味しいイカでした
島にいた時間より移動時間の方が長かった旅でしたが
僕にとってとても良い経験になりました
僕の祖父ほどアグレッシブな86歳はそうそういないと思います
そんな祖父に付いて行きサポートする祖母もそうそういないと思います
僕からすれば普通の祖父母なのですが
人から見れば全然見方が違うかも知れません
あと45島、是非目標達成して欲しいです。頑張れ!爺ちゃん婆ちゃん

 

4.9/ 味:4.8/価格:4.7/ サービス:4.6/ 雰囲気:4.7

2025/3/24 No 135

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正


▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2025/3/24)

Photograph by Yoshi Ikeuchi

第38弾 沖縄海中道路の離島「浜比嘉島」「平安座島」「宮城島」「伊計島」

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第38弾 沖縄海中道路の離島「浜比嘉島」「平安座島」「宮城島」「伊計島」

第38弾 沖縄海中道路の離島「浜比嘉島」「平安座島」「宮城島」「伊計島」

うるま市 海中道路の離島

勝連半島から近隣離島に伸びる全長約5kmの「海中道路」は方を海に囲まれた海上の道路。
「浜比嘉島」「平安座島」「宮城島」「伊計島」4つの島へ車で行くことできる。
海までの距離が近く、道路から石段を降りるとすぐに海に飛び込めるのも魅力のひとつ。

 

 

海中道路の歴史

道路が出来るまでは干潮時には平安座島から本島まで約5kmを歩いて渡っていた。
干満の状況も解らず数名の犠牲者が出る時もあった。
1961年(昭和36年)島民が自らの力で海中道路を建設。
800メートルまで作り上げたが、同年9月、10月の台風で波に流され損壊。
1971年(昭和46年)5月アメリカのガルフ社の出資によって、海中道路建設工事が着工。
    建設着工から35日間で本島と平安座島が接続され、陸続きとなった
2022年(令和4年)開通記念50周年 現在に至る(通行無料)

 

 

伊計島 2025/1/30

 

海中茶屋

海中道路の食レポのトップバッターは「海中茶屋」

地元の友人2人と4人で訪問
19時の予約をはるかにオーバーして20時前に到着。
暗闇の道路はナビでも見つからず街灯もない道に迷う

 

灯りを求める虫の心境で樹海をさまよった
営業はランチが主体の店

 

ビーチ前の素晴らしいロケーションも暗闇の世界では波の音と強風で寒さが一層身体に迫る
メニューは2種類の蕎麦のみで何とも言いようも無く顔を見合わせる

ビールと島バナナジュースとシークァーサージュース(品切れ)
スタッフは若い店員さんが2人で切り盛り

 

タコまぜそば(¥880)

スパイスまぜカレー(¥1100)

沖縄そば(¥800)ピザ

 

まっ!こんな夕食もたまにはエエか? 空腹にはどれも旨かった
ホテル到着は22時を過ぎていた。
あ〜〜…つ・か・れ・た〜

 

4.6/ 味:4.7/価格:4.6/ サービス:4.5/ 雰囲気:4.7

2025/1/30 No 131

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正

 

 

浜比嘉島 2025/1/31

築90年の古民家食堂 てぃらぶい(ひなたぼっこの意味)

民家を改造したそば屋、11時の開店前に一番乗りで到着した。
中から「どうぞお入り下さい」「お早うございます」と気持ちの良い声で迎えられる

 

2人ですが食レポで“あと二軒の予定があるので一人前しか注文出来ない”と断りを入れると快く店員さんが承諾。

 

なんと良く行き届いた店何だろうと朝から気持ちがいい
民家を入った所からすでに美味しそうな雰囲気
食べる前から腹の虫が騒ぐ
御膳の前に座ったところで何だか家に帰って来たようでホッとする
メニュはてぃらぶいの沖縄そば膳(¥1430)
そばは3種類から選べるシステム

 

1・県民が愛してやまない中身そば(豚のモツ)
2・塩味付けソーキの入ったソーキそば(骨つき豚あばら)
3・しょうゆ味付けソーキの入ったソーキそば 単品は980円
すかさず3番のしょうゆ味付けソーキそばを注文

 

小鉢は人気のジーマミ豆腐の天ぷら・ダイコンの細切りが入ったもずく酢
そばも出汁も普通だが気持ちは我が家で寛ぐ感で味覚がうまい・美味いと後押し

 

小鉢のダイコン入りの、もずく酢がイイ。シャキシャキ感と酢の加減の大根が旨い
次から次へとお客が押し寄せすぐに満席となる
コーヒーとそばを楽しみながら気分爽快の朝を迎える星★★★

4.8/ 味:4.7/価格:4.7/ サービス:4.9/ 雰囲気:4.8

2025/1/31 No 132

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正

 

 

平安座島

肉の食堂inへんざ
(定休日30日、31日臨時休業)NO133

 

二軒目の店に車を進めて道路標識を見て島の位置がやっと理解できた
海中道路の最初の信号を右折れすれば浜比嘉島
直進すれば平安名島・宮城島・伊計島に続く
初日の伊計島の暗闇のドライブの迷走の謎が解けた
昼と夜とは大違い
まるで違う世界を暴走していた
クチコミでは肉とイクラのコラボ、タレをかけて食べる
肉がとろけて最高、初めての方は塩で食べるのもおすすめ
浜比嘉の塩、おいしですよ…。

 

韓国海苔に、肉といくらと白米
もう幸せいっぱい。
1/3ほど残して、出汁をかけて食べるとより一層旨い・美味い・ウマイと…。
(臨時休業ならHPに明記して下さい、お願いしますと言いたい)
教訓 初めて行く店は電話確認又は必ず予約をすること

 

 

宮城島

 

うるまの島そば 海をのむ

「うるまの島そば 海をのむ」は、まるで海の恵みをそのまま一杯にしたような沖縄そばを提供しています。

 

出汁から具まで魚介のみを使用し、沖縄の3大海藻「海ぶどう・もずく・アーサ」がふんだんにトッピングされています。
豚などは一切使用していません。

 

店舗は99%DIY。
廃材や木材を活かし、コンテナを使用したセルフビードのスペースで、アットホームな雰囲気を楽しめます。
沖縄の海の美味しさをぜひ感じてみてくださいとキャッチフレーズ

 

素晴らしいネーミングとポップを見ればそれだけでも行きたくなる店
「うるまの島そば 海をのむ」は、まるで海の恵みをそのまま一杯にしたような沖縄そばを提供している。

 

出汁から具まで魚介のみを使用し、沖縄の3大海藻「海ぶどう・もずく・アーサ」がふんだんにトッピングされている
豚などの動物性は一切使用していない優しい味。を謳い文句
店舗は早朝から空席のない繁盛ぶり

 

手作り感がアットホームな雰囲気を楽しめるそば屋
2年前に栃木県から移住体験に参加して
島の人たちに惚れ込み移住を決めたと國府田 薫(kouda kaoru)さん夫妻
1年半前に開業、色々苦労もあったが平日の金曜日に35食を完売
今日は我々が最後の客
二軒目の肉の食堂が臨時休業で無かったらこの店には
永久にお目に掛かれていなかっただろう。
これも出会いの縁。
店のネーミングやキャッチコピーが素晴らしい

 

(本日完売御礼の後だからゆっくりと話を聞くことが出来た)
“海をギューツと凝縮した出汁も具材も海産onlyの一杯”は食べずにいられない食欲をくすぐる

 

海をのむそば「めんたい ゆし豆腐」(¥1000)

 

海をのむそば(¥850)動物性の食材を一切不使用の健康趣向
海産だけで出汁を取りトッピングは宮古島のカツオぶしのグリル
島産の海ぶどう・アーサー・もずく・シークヮーサーその上
デザートは手作りのサーターアンダギーがサービスで付く
離島であるのに安過ぎる値段に驚く
どうしてこの値段で?営業は金土日の3日間それ以外は海ぶどうの養殖事業
平日でこれだけ早くスープが無くなるのは珍しい

 

それでも35食、土日祝は60食が完売するのだから素晴らしい
とろとろのソーキが好みの私には優しすぎる味に、もう少しパンチが欲しい

 

自分流にアレンジしたシークァサーたっぷりと、クースと一味で味を整え「よしまさ流」スープで完食
”、ご馳走さま 鉄人おすすめの星★★★

4.8/ 味:4.6/価格:5.0/ サービス:4.9/ 雰囲気:4.9

2025/1/31 No 134

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正


▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2025/1/30)

Photograph by Yoshi Ikeuchi

第37弾 ご島地グルメ沖縄県 屋我地島・古宇利島 車海老

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第37弾 ご島地グルメ沖縄県 屋我地島・古宇利島 車海老

第37弾 ご島地グルメ沖縄県 屋我地島・古宇利島 車海老

屋我地島

沖縄の北部名護市から橋を渡ってアクセスできる離島
車海老生産高日本一の沖縄県
車で行ける北部にある屋我地島

 

お目当ては車海老の人気店
「くるまえびキッチンTAMAYA」
店の前に9箇所の養殖場(35000m2)で
年間、200万尾を養殖
メニューは海老・えび・エビのメニューが揃う

 

店内は既に満席、
記名帳に名前を記入して待つ事10分
メニューの選択に時間がかかる
「天丼」5段階の一番小さいサイズが大

 

メガゴジラ・ゴジラ・超大物・大物・大・中 本日の「中」は品切れ、
大サイズはえびが三匹と野菜の天ぷらがたっぷり
天丼大(¥1500)は良心的。
大阪では一匹300円はする

 

もう一品は海老三昧定食(¥2850)大
ウルトラサイズは何と5400円!?
刺身・天ぷら・海老フライ3尾・天ぷら3種・サラダ・もずく酢
待つこと20分、“遅いな〜”
で〜んとやって来た貫禄の定食
まずは刺身から、歯応えよし、味よし、鮮度よし、

 

しかし刺身の割には海老がピクピクと動いている感じがしない
何時も石垣島産の活車海老を頂いているので活けにしては元気が無い
刺身はぶるブル動いている物と思っているが少しう“〜ん…と
フライより天ぷらを好む、でも七匹は多過ぎる贅沢

 

歯触り、鮮度、エビの甘味に箸が進む
ライスを少なめにしても完食にてこずる
こんな贅沢な定食は見た事も無い
これで一番小さいサイズだからメガゴジラだったらどうなるのか

 

ネット社会の時代はどんな離島であっても美味しい物を求めてやって来る
客席は満足そうに笑顔で去っていく
スマホ片手に次のスポットへ向かう中にはアジア人も…
まぁこれだけの海老三昧はご島地だけの贅沢三昧の逸品

 

4.7/ 味:4.6/価格:4.8/ サービス:4.5/ 雰囲気:4.7

2025/1/30 No 128

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正

 

 

 

古宇利島

アイランドフィジーレストラン

美しい古宇利大橋を渡ると、人気の観光の島は賑わう
沖縄版、アダムとイブの伝説が残ることから「恋の島」とも呼ばれている
その二人の子供が琉球人の先祖になったという伝説がある
全国から恋人達が訪れる人気のデートスポットにグルメの人気店

 

エディ 真美さん

フィジアンのオーナーのエディと奥さんの真美さんが忙しく対応している。
スタッフもテキパキと人気のレストラン。
屋上の展望台からのロケーションは

 

ハートロック

ロケ地のような美しさ、古宇利大橋もそれに一役買っている。
全席オーシャンビュ、エメラルドグリーンの海を眺めながらのランチタイム

 

フィジーシュリンプカレー

一押しのフィジーシュリンプカレードリンクセット(¥2550)はドリンクも付いての値段
さらさらのフィジーカレーはココナツミルクたっぷりの上にフィジースパイスが絶妙の味
バナメイエビ8尾も乗った豪華版。
おしゃれなカレーは恋人達でなくても文句なしに美味しい
自然の演出が後押ししている高台のロケーションはいつまでも飽きない

 

チキンシチュ

エディさんの実家で採れたカレーリーフやフィジー産スパイスは日本人の舌によく合う。
スパイシーとマイルドの辛さのチョイスも魅力のひとつ

 

「僕のカレーはフィジーマジック」と愛想の良い笑顔で女房のミドリとカメラに収まるナイスガイの店主。
マイルドなココナツミルクが旨みを引き出しフィジアンの笑顔を思い出す“ブラッ”“イサレイ”

4.7/ 味:4.7/価格:4.6/ サービス:4.9/ 雰囲気:4.9

2025/1/30 No 129

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正


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Photograph by Yoshi Ikeuchi

第36弾 ご島地グルメ 沖縄県 瀬長島

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第36弾 ご島地グルメ 沖縄県 瀬長島

第36弾 ご島地グルメ 沖縄県 瀬長島

日本の“アマルフィ(世界遺産)”とも呼ばれる
沖縄県「瀬長島ウミカジテラス」は空港から15分
年間来島者数330万人を超える

 

沖縄県でも屈指の観光ショッピンググルメスポット
青い海が身近に見え、飛行機の着陸にスマホ撮影の列が並ぶ

 

グルメ・ショッピング・体験の店が47件、3段階の半円形に構えている
その中に36軒がグルメの店
メニューを見ているだけでも時と歳を忘れ腹の虫が騒ぐ

 

注文は「アボガドとオムタコ」(¥1520)
ご飯に味付けされたミンチがキャベツの上に乗ったオムライス。
甘辛いケチャップとソースが玉子の上に、トッピングはアボガド。
キャベツとミンチが良くマッチして、多くの来客の若者はぺろりと
平らげ満足そうに席を立つ人気店

 

2軒目は第1回沖縄海洋博グルメコンクールでグランプリを受賞した

NO9「沖縄そば処もとぶ熟成麺」(¥1080)
沖縄の熟成麺はスーパーでも人気のそば コシも沖縄ソバにしてはグッ!
トッピングのソーキ・三枚肉はトロトロでお馴染みの味
何処の店でもお一人様一品を注文の注意書きが張り出されている
予定は3軒あるので1品のみの注文

 

食べている最中に注意を受ける
食べない人は席を利用出来いないのが規則らしい
写真を撮るぐらいはエエやろと、食欲も失せ半分残して返却

 

お次はお目当てのNO14「親父のマグロ」一回も冷凍しない

 

生マグロが売りの人気店 マグロ丼(並)(¥1380)に
トッピングはアローカナ鶏の玉子(¥220)

 

「5歳若返る」のキャッチコピーに、つい注文
味付けにオリジナルの「わさび油」
わさび特有の香りと辛味が味を引き立てる
こりゃ旨いわ!生マグロにたまごを絡めピリッと辛いわさび

 

人気の隠し味のわさび油(¥800)を土産に購入
マグロはあっさりとして鮮度抜群、卵の味は…!?

 

もう一品はマグロのアボマヨの手巻き(¥600)
海風に吹かれながらのランチはどの席でも笑顔と会話が弾む
ショッピングも楽しめローケーションも抜群
時々、飛来する米軍の戦闘機に違和感を覚えながらも
ここだけのダイナミックな景観

 

ショッピング・グルメと三拍子以上揃った観光スポットは
インバウンドにも超人気。
ちょうど中国は春節。正月の休日でもあり日本人よりも多い。
週末にはもっと多くの人出でより一層賑わう
瀬長島の「ウミカジテラス」
一度は訪れる価値はある鉄人オススメの太鼓版は星★★★

 

4.8/ 味:4.7/価格:4.6/ サービス:4.5/ 雰囲気:4.7

2025/1/28 No 127

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正


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Photograph by Yoshi Ikeuchi

第2弾 ご島地グルメ 沖縄県石垣島

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第2弾 ご島地グルメ 沖縄県石垣島

沖縄県 石垣島

人口 49,687人(2021年石垣市)

めっちゃ うまい ご島地グルメ

八重山そば めぐり

ランキング

第1位 あらだ家
第2位 もちの木食堂
第3位 明石食堂
第4位 キミ食堂
第5位 平良商店
第6位 かぶさ食堂
第7位 食堂ふくよかぁ
第8位 おいシーサ 遇
第9位 ダイニング英
第10位 八重山そば来夏世

 

特別編

とうふの比嘉(ゆし(豆腐そば)
島料理やふぁやふぁ(茶碗蒸そば)

総評

1ヶ月間の八重山そばめぐり。
コロナ禍でいまだに閉店している店もあり、
3月4日に再開
する店がある為、
5日間の滞在を延長しました。
23軒の中からのベストテンを選出、
どの店も甲乙付けるのが難しく、
あくまでも私の主観です。
点数は僅差であるのと、店の味はそれぞれ工夫を凝らし、
ひと味もふた味も努力されている事が良くわかります。

これからも切磋琢磨され、
味とトッピングに新作を期待しております。

 

2022年3月5日
めっちゃ うまい ご島地グルメ
旅の島食人 池内嘉正


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石垣牛編

石垣牛ポパイヤ

あけぼの
石垣牛A4肉のにぎり

石垣牛は、「JAおきなわ」が指定した「石垣牛のエサ」を食べさせている牛

石垣島で食べられる牛肉は、「石垣牛」「美崎牛」「島うし」「やいま牛」の4種類

JAおきなわ石垣牛定義(http://ishigakigyu.com

ハートランド
ハンバーガー

石垣牛100%のハンバーガー バンズの上はふわふわ、下はカリカリ

手作りのパディはジューシーでレタスのシャキシャキ感と口中ブレンドがグ〜

日頃食べ慣れないので上手くかぶりつけないのが残念

他のハンバーガーと食べ比べていないのでこれが一番旨いとは言えない

1680円とはいい値段だ。石垣牛だからこれ位の値段だろうか?

 

美崎牛

美崎牛本店のランチタイムは賑わっている

各テーブルからは焼肉の煙が上り立つ

流石石垣島の人気の焼肉は昼からでも繁盛している

注文と同時に炭火の入ったカンテキがどんと居座る

 

色々な部位の切り落としが200g

ボリューム感はたっぷりあるが口に入れてもどこの部位かも不明

塩だけの味付けは物足りないが値段と量は大満足

炭火御膳の並(1870円)

 

大きめに切られた炙りが皿一杯に盛られ

卵の黄身が彩よく真ん中に彩を添える

黄身を混ぜてご飯を巻いてひと口“旨い”

脂の乗りも丁度いいが贅沢を言えば女性には大き過ぎる

半分に切って二口目、丁度いいとニッコリと微笑む

炙りユッケ丼(1700円

 

肉の塊がこれでもかとゴロゴロと丼に野菜と共に

この量はとても食べ切れない

自分の年齢を顧みず注文したのが間違い

テーブルを見渡すと若い人達が大半

昼からの焼肉は若い人に限る

美崎牛も石垣牛と変わらぬ旨さ

牛汁(1210円)

 

島うし

ミスジの焼きしゃぶ 玉ねぎを巻いてポン酢で頂く、人気の一品

年齢と共に脂を敬遠する歳となった今、少し脂が乗り過ぎ

塩わさびのカルビは程良い塩味とワサビがマッチ

赤身(やいま牛)極上部位のレンガ焼きは見るからに旨そう

両面を軽く炙ったところで断面をカット 中はレアで絶妙の焼き具合

脂の乗りも文句無し 舌の上に乗せるだけで歯が要らない

レアの苦手な連れはもう一度さっと炭火で炙って牛なのに“うま!

 

石垣牛 (シンタマ かみさぐゎ精肉店)100g1580300g

牛肉1頭から約45kgしか取れない希少部位です

身と霜降りのバランスが一番良く

弾力があり滑らかな食感が特徴です

美崎牛(美崎牛本店)サーロイン100g1000円 300g

やいま牛(坦々亭精肉部)ヘレ  100g 2000  300g

石垣の牛(ゆいまーる牧場)もも  100g1100円 300g

 

 

石垣牛・やいま牛・美崎牛・ゆいまーる牧場の牛

石垣の肉(2.3kg)の試食会(7人) 2023/2/25(石垣島)

4種類の肉塊(300g)を取り寄せステーキの試食会

 

島食人の美味しい肉の焼き方

冷蔵庫から出して常温に戻しておく

塩胡椒は焼く前に

弱火で焼き焦げ目を付けない

フライパンから出しアルミホイルで包み20分置く

強火で30秒両面を焼き、バターで仕上げ

ソースはオニオンステーキソース(ゆいまーる牧場の肉のみ)

玉ねぎ(すり下ろし)ニンニク(すり下ろし)

醤油(大1,5)・味醂(大1,5Dewar’s121,5

 

石垣牛・やいま牛・美崎牛は塩胡椒で焼き、

仕上げにバターを乗せ塩又はポン酢で試食

 

最初は石垣牛の(ロース1kg焼きしゃぶ ★★★

さっと炙って玉ねぎを巻いてポン酢で食す

美味い旨いとモースピードで箸が進む 

舌の上でとろけて歯が要らない

 流石、大阪から持参したポン酢の味が絶品

★★★

「板前ポン酢」

肉の味を一層引き立てる名脇役が味をきわ立てた

 

ゆいまーる牧場の肉(300g★★

摩り下ろした玉ねぎに漬け込んだ肉はびっくりするほど柔らかく

噛まなくても胃袋に直行したが

肉の味は少なくて本来の肉の旨味は減少

 

石垣牛(300g★★

程よい脂が乗り肉の味も中々のもの

味を確かめる間も無く

あっという間に綺麗に全員が試食完了

美崎牛(400g★★★

大きめの肉塊は調理に時間を要した 

火が入り過ぎないように注意をして

弱火でゆっくりと焼き、ホイルで寝かすこと20

 仕上げは強火で焦げ目を付けて30秒 

赤身の切り口は見るからに旨そう

肉の味がギュッと詰まりしっかりとして

噛み砕くのに時間を要す 

若い人は噛むほどに味が増すらしく何回もお変わり

私は歯が立たず途中で飲み込始末

「肉質と肉汁が良く噛めば噛むほど旨味が増す」S氏の批評

やいま牛(300g★★★

島食人推薦の肉に合うワイン★★★
 

調理する順番が最後になったので

試食のスピードが落ちるかと思ったが全員が完食

「脂と赤身・肉質と滑らかな切り口・ワイン色の肉色」

全てがベストマッチとMさんの批評


7人の判定は

やいま牛が4人 美崎牛が2人 ゆいまーる牧場が1人

ご当地感: 4.7/ 味:4.9/ 価格:4.5/ サービス:4.9/ 雰囲気:4.8

 

 

 

沖縄県 石垣島2弾-3 ヴィーガン対応café

Neo earth café -Roots- Ishigaki 代表のJUNKOさん

石垣島に移住して14年、築50年の自宅を改築
北部の伊原間集落で9年間続けてきた
スムージーカフェが2024年に
新しく生まれ変わったNeo earth café

 

クラウドファンディングを通して
日本全国からの支援で夢を叶え
一歩を踏み出すことが出来たと。
素敵な隠れ家レストランカフェ

 

都会の便利さと引き換えに大切な何かを失ってしまった現代社会
藍染の世界に魅せられ、”藍を着る、見る、触れることにより眠っているDNAのスイッチをオンするようなチカラがあるのでは無いかと感じている“…と

 

藍の魅力を説いている。
そんなオーナが笑顔・調和・つながり
この3つを大切にして
ふと思いだせるような空間に魂がよろこぶ食事を提供
石垣島からみんなで作りたい愛の溢れる店内は

 

ひとつひとつテーブル・入口のドアの取手、椅子、天井、照明に至るまでオーナーの愛を感じる

 

前日に予約をして訪れたヴィーガン料理

 

一品は島豆腐のモズクボウルプレート(¥1650)と

 

甘酒スパイスヴィーガンカレープレート、島ハーブティ付き(¥1800)
一度食べると癖になる手作りの五穀米甘酒で
旨味とコクを出している島豆腐のベジキーマカレー
トッピングにカボチャとひまわりの種
玉ねぎの酢の物とトマトの角切りが次のひとさじの味変にひと役買っている米とカレーのミックスが絶妙の旨さに変わる

 

味噌汁の味噌も2種類のブレンド
ハーブティも食事との相性の良い一品
さり気ない気配りとアイデイアと味付けに驚く美味さ 特に米が今まで食べたカレーの中ではNO1

 

無農薬米と五穀米のブレンドがカレーの旨さを引き出している

 

期待もしていなかった石垣島のヴィーガン料理に 改めて食の美味しさと「愛と藍」にノックアウトされ 目から鱗が剥がれ落ちたヴィーガンカレーに星★★★ 私好みではもう少し熱いカレーの方が好きだが…。

 

一度は食べてみなはれ石垣島の鉄人オススメのNeo earth café -Roots-。

 

嘉正流「ベジキーマカレーのレシピ4人前」

高野豆腐2・玉ねぎ1・人参2/1・しめじ1パック・トマトジュース200cc・ 水300cc・塩大1・味噌小1・砂糖小1・カレー粉大2・辛味スパイス トッピングに人参5mm角少々・たまねぎの甘酢漬け・トマト角切り

 

4.8/ 味:4.7/価格:4.7/ サービス:4.8/ 雰囲気:5.0

2025/2/9 No 133

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正


▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2023/2/25 - 2025/2/9)

  

 

第35弾ご島地グルメ島根県大根島 うなぎ

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第35弾 ご島地グルメ 島根県大根島

第35弾ご島地グルメ島根県大根島 うなぎ

令和5年人口(3054人)&江島(682人)
大根島(日本一ボタンの苗の産地)
「蜛蝫島」が「だいこん島」となったと考えられる

 


12月1日出雲空港到着は朝の8時、旨い鰻の為に朝メシは抜き
松江駅経由の大根島―江島までの所要時間はバスで2時間余り
充分に昼食に間に合う計画
エッ?!松江駅行は運休で宍道湖温泉行きに変更
松江城マラソンの為、道路封鎖

ネット時代に何の情報もなし、成るようにしかならんわ⁇
ところがどうしようもない現実
迂外でやっと松江駅まで高額料金のタクシーで到着
松江駅から大根島までタクシー会社に交渉
何とか片側通行で行けるらしい

 

ところが大根島入口付近はマラソンコースの為通行止め
“しゃ〜ない、帰ろう!” 松江駅まで往復で8000円
運転手さんも困惑状態



通行止めが解除となればもう一度行くからその時
片道分の全額を支払うことで商談成立、そこは信用次第
今年のマラソン参加者は4067人と年々人気が上がる
11時20分通行止め解除。迂外道路であれば
目的地の今日の江島の「うなぎ屋」まで行けるらしい

もちろんタクシーは同じ運転手さん。所要時間約40分料金8420円。
松江の第一交通の押田和久運転手さん
良心的な計らいに感謝、早朝の6時から大阪を出発
朝飯抜きで腹の虫が鳴いている

うなぎの老舗専門店「山美世」大正3年(1914年)創業110年
席数70席の大型店。
溶岩の中を流れる地下水はビタミンやミネラルがたっぷりと含んでいる
そこで育ったうなぎはミネラルを身に蓄えて風味を増し絶品との謳い文句

 

素焼き 早速、注文。素焼き・う巻き・肝の煮付け
★★★
素焼きアヒージョ
骨せんべい・内臓の白味噌の六品、焼き方は関西風の蒸し無し

 

最初の骨せんべいの骨の大きさにびっくり
味はどこの店でも変わらない香ばしさ

 

★★★
肝の煮付け
好物の素焼き(5600)(大阪では白焼き)は肉厚で程よい脂の乗りで
びっくりする程の味でも無いがそれなりに美味かった
好物の素焼きのアヒージョは期待はずれで唯のオイル漬けに
う“〜んと…言葉に詰まる。

 

隣席の若者は大盛りの鰻重

 

ぱくぱくと気持ちの良い食べ方に記念写真をパチリ!

時々やってくる常連らしい やっぱり鰻は鰻重が王道かも?


全国でも珍しい「うなぎ神社」は、うなぎを“神様の使い”として祀っている

うなぎ神社

 

余にも疲れている時は味覚が落ちるのかも知れない
夕食は境港の「カニ」と決めて予約をしていたがうなぎの食べ過ぎで
胃薬のお世話になり食欲減退
折角ここまで来たけれども食欲は湧いて来ない

蟹味噌の甲羅焼★★★ 白イカの刺身、ふぐの白子焼、蟹味噌の甲羅焼★★★と小食。
カニの本場の境港、蟹味噌の甲羅焼は、味噌の中にたっぷりと蟹の身
旨さの饗宴に舌も喜ぶ地元ならではの味

 

 

まつえのるーとで由志園(大根島)

 

★★★ 
境港と言えば妖怪漫画作家の水木しげるの出身地
街も電車も妖怪マンガ一色、街を歩けばオブジェが並ぶ
電車にもポストにもベンチにも楽しさの気分は
昨日とは打って変わって待望の「由志園」へ

由志園
ネットで見つけた乗りたい時に予約するオンデマンドバス
過疎化の観光地で採用している「まつえのるーと」
アプリでも電話でも予約出来る
初めて利用したバスは107番乗り場のJR境港駅から19番の由志園前まで

 

境港で2台所有しているマイクロバスは
指定場所に時間通り9時27分にピックアップ
予約の受付も運転手さんも最高、昨日の事もいっぺんに吹っ飛んでしまった
約20分で目的地の由志園に到着、料金も一人200円
観光客に取っては大変有り難い

しかしまだまだ知名度が低いのか利用者は少ないらしい
過疎化の交通は何処の島でも今後の課題である。
AIオンデマンドバスは
国土交通省の計画として2050年までに普及計画が進んでいる

 

★★★
由志園(大根島)
12月に入ってもう紅葉も終わっているだろうと諦めていたが
庭園はまだまだ紅葉の真っ盛り、園内は紅葉の見頃とはラッキーだった

 

予定以上の時間をかけて愛用の一眼レフでシャッターの音を重ねた
園の中には5箇所の食事処がある
目を付けていた「竹りん」で今日も一本うなぎの「特上うな重」(4800)。

 

★★★ 仲良く分け合う連日のうなぎ三昧に胃袋もびっくり

やっぱりうなぎは「うな重」でんな。


夕食は松江駅前で人気の「和らく」
カウンター前の生簀には松葉ガニがお持ちかね
カニコースは遠慮して今夜は宍道湖七珍に注目
宍道湖七珍とは周囲47kmの汽水湖で穫れる代表的な魚介のこと
スズキ・モロゲエビ・うなぎ・アマサギ・シラウオ・シジミと
豊富な魚介が宍道湖で穫れる 七珍料理 ★★★

●初めにあまさぎのしぐれ煮(ワカサギより少し大きめ)

●白魚の玉子とじ(大きめの白魚は甘い)★★★

●手長エビの唐揚げ★★

●しじみの酒蒸し(初めて食す大きめのシジミの出汁がいい味を出している)★★★

●のどぐろの一夜干(浜田沖で穫れる、のどぐろの油の乗りがちょうど良い ★★★

●松葉ガニの天ぷら(どこで食べても旨いが天ぷらの衣が最高)★★★

●〆にはしまね牛のにぎり 米は奥出雲の仁田米★★★
(バーナで炙り出汁醤油で味付け、濃厚な脂と肉質が良くコメの味が特にいい)
旅は新しい発見とハプニングが付き物
それ以上に人との交流に感激と感謝
新しい食に驚きその都度、味覚が研ぎ澄まされ一段と食の追求に島食人の腕が鳴る

 

おすすめ 日本酒 豊の秋★★★

出雲そば

 

ご当地感:

4.5/ 味:4.5/価格:4.7/ サービス:4.6/ 雰囲気:4.6
4.5/ 味:4.5/価格:4.7/ サービス:4.6/ 雰囲気:4.6

2024/12/1-3 No 124

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正


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Photograph by Yoshi Ikeuchi

第34弾 ご島地グルメ 愛知県篠島

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第34弾 ご島地グルメ 愛知県篠島

34弾ご当地グルメ 愛知県 篠島 アナゴ

人口1457人24/4

愛知県の河和港からの高速船で篠島へ、GWを過ぎると便数も減便

観光客もまばらとなるが5月の穴子は美味いと評判

しらす丼の人気店に予約の電話を入れると電話が不通

どうやら臨時休業らしい 島の食堂は不定休が多い

目的の篠島の手前の日間賀島で店探し

メニューにしらす丼を見つけて電話で営業を確認

店は賑わっていたがどうやら地元の人が昼食に利用

作業服の客はエビフライとかカレーとかを注文

この店しか無いので「しらす丼」と「穴子丼」を注文

しらす漁はまだ漁に出ていないので生しらすは手に入らないと

黙って粛々と腹を満たした

次の高速船まで1時間30分 待合室には我々二人の貸切り

たどり着いた篠島の穴子の宿「三船亭」

夕食まで時間があるので島の散歩に出かけた

待ち時間に疲れた女房は“休んでいる”とベッドで横に

宿の前の浜で偶然に出会った岐阜からの漁業体験ツアーの子供達

5~60人の小中学校の8年生が魚の掴み獲り

地元の漁師さんも魚の提供や人工生簀作りに協力

リーダーの先生はテンポよく生徒を指導している

軽トラから魚を生簀に移す作業に子供達が走って運ぶ

100数十匹の型の良いアジと10匹ほどのたこ

2班に分かれての掴み取り大会にワァワァキャァキャァと歓声が上がる

初めてタコを掴んだ子供たちは走って取りカゴの中へ離すが

タコが手に絡み付いて離れない 悪戦苦闘の魚の手掴み

キラキラと輝く目をした子供たちが歓声を挙げる

掴み取りのアジとタコは今晩の食卓に並ぶらしい

楽しい思い出の漁業体験は心の記憶に残るだろう

偶然の旅の出会いに私も元気を貰った

25年振りに訪れた宿は十数年前に大改造され新築同然

部屋から眺めるすぐ前の海のロケーションと和洋室に大満足

待望の「穴子づくし」の夕食

前菜はこのしろ・枝豆・海老・あわび・数の子

お次のお造り穴子の五種盛り

焼霜・湯引き・穴子刺し・昆布〆・ラー油和え

刺身 コリコリと甘く、初めての食感は“何これ”歯触り抜群

昆布締め 昆布の風味とまったりとした穴子が舌に纏わり付く

湯引き 梅肉を付けて鱧のような食感と穴子本来の味が楽しめる

穴子のラー油付け 辛みを抑えた初めての取り合わせに驚くばかり

アナゴ三昧の5種類にいきなりパンチを食らった究極の味

塩焼き ゆず胡椒で食べても良し、そのままでも良し

厚みのあるアナゴに夢中になる味

穴子の一本寿司 鰻に負けず、ふわっ ふわのとろっとろ

ご当地でしか味わうことの出来ないアナゴのフルコース

兎に角、ほわほわ、コリコリ、とろーり、さっくさくと味わう幸せ

旨過ぎて小躍りしそうな穴子三昧のご島地グルメの旅

篠島のアナゴ様に口の中が嬉し過ぎて腰がフレーズしそう

こんな幸せがあっていいのだろうか

アナゴにばかり夢中になりふぐのテッサ、さわらの塩焼き、あわびの刺身には

手もつけずこれ以上食べられないのでスンマヘン

今夜のアナゴの晩餐会 どれをとっても初めての絶品

全ての穴子の料理方法に脱帽、改めて調理人の奥の深さを知る

もう無理かと思っていた所にアナゴの海鮮かき揚げがど〜ときた

アナゴ・タコ・イカ・海老・わかめのかき揚げはカリカリの贅の極み

旨すぎて穴子は全て完食

今夜の島職人のアナゴ料理のベストスリー

1・アナゴの刺身・2アナゴの塩焼き3・アナゴの1本寿司

昨夜はアナゴの夢を見るかと思っていたら朝食にカメラを取りに走る

焼き物にサヨリ・アナゴ・煮アナゴ・海苔の佃煮

刺身 サヨリとイカ

朝食と言うよりランチの豪華版

大阪への移動がなければビール1本と…

そこへ静かに流れるオルゴールが奏でる昭和ソング

時の流れるままに、愛燦燦、ハナミズキのメロディに爽やかな朝食に感激

料理人と食材と演出に星★★★

 

ご当地感: 4.9/ 味:49/ 価格:4.8/ サービス:4.8/ 雰囲気:4.7

2024/5/14 No 119

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正


▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2024/5/14)

  

Photograph by Yoshi Ikeuchi

第33弾 ご島地グルメ 愛媛県大三島

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第33弾 ご島地グルメ 愛媛県大三島

愛媛県 大三島

人口4883 23/9

ゆめしま海道からしまなみ海道へ

フエリーの利便性も良く、目的地にあっと言う間に到着

ダイナミックな大三島橋を渡り道の駅のレストラン前には

大きな生簀に旨そうな鯛が泳ぐ

目指すは島1番の人気度を誇る海鮮丼「大漁」

到着の11時前には先客が列を成す

予約の用紙に書き込んだ順番は13番目 予約は2人

開店11時30分に呼ばれた組数は10組 “まっしゃないか”

もう一軒は気になっていた「猪骨ラーメン」

ナビを入れると直ぐ近くにあるとの表示

何と20m先に見える看板 店は既に開店 先客は1人

注文は「猪骨ラーメン」1杯 4人の食レポは難しい

もう一軒の店を探すが少し遠いし時間の調整に戸惑う

「大漁」の店先に戻り予約用紙の2から3に変更後

ラーメン屋に戻ると丁度出来上がった所

味見のスープは今までに無い濃厚だがあっさりとした旨味

麺は細麺でスープがよく絡み濃厚だが滑るように胃袋に直行

試食後、元の大漁の店で席の開くのを待つ

丁度頃合いに名前を呼ばれ席に着く注文は

海鮮丼(980)穴子丼(900円)と安い全部載せ丼(1980)

さより・ウニ・かずのこ・海老・しらす・鰯・穴子・鯛・鮪・ネギトロ

イカ・ホタテ・サーモン・イクラ・錦糸玉子の15種類が全部載せ

“こりゃ安いわ”日本海・瀬戸内海が一緒になって大漁旗が掲げた船団のようだ

どれから箸をつけるか迷い箸 サイコロ切りの身は厚く食べ応えがいい

鮮度も良いので連日列を成すのは当たり前 手当たり次第食べていると

味がごっちゃになり何が何だか解りまへん 食べてもたべても丼の底は見えない

3人が変わるがわる廻し食 コロナの時やったらNG

箸ではなくスプーンの方が食べやすい 全員完食

ランチの後は伯方の塩工場を見学 伯方島から大三島に工場を移し

大々的に生産を始めているが工場見学と言ってもほとんどが稼働していない

その隣にある塩温泉、ホテルの割引券で一人350円とは格安

浴槽、ジャグジー、サウナも全て整った温泉は旅の疲れがお湯に流れでる

期待の夕食は大山神社の直ぐ前の海鮮料理「貴船」

ホテルから歩いての3分のアクセスは有難い

メニューは定食セットものばかりで期待していたのと大違い

女房と顔を見合わせ “しまった”と一瞬、店を変えようかと思ったが

まっエエか!とメニューと睨めっこ!?

“酢の物は何かできますか” メニューに無い“海鮮酢の物が出来る”と

他には?「ぶりの白子」がありますが? “ではそれ4つ”

天ぷら定食の中から「タコの天ぷら」 煮魚定食の中から「鯛のアラだき」

ぶりの白子と鯛の皮★★

甘めのポン酢が初めての鰤の白子とよく合い鯛の皮のアクセントがグッ

海鮮酢の物★★★

穴子・タコ・カニ・大根の細切りの甘酢漬けの入った酢の物は初めての味

特に大根は優しい味付けに大満足 4人は顔を見合わせニンマリと

タコの天ぷら★★

柔らかくて甘いタコは瀬戸内ならではの逸品

鯛のあら炊き★★★

濃い目の煮付けに酒が進む 無言でしゃぶり付くほどの旨さ

最後は釜飯定食の中から

「鯛釜飯」だけを一人前注文

鯛とごぼうの香りで米がこんなに旨いのかと新ためて味を確かめた 

少しまだ足りなさそうの義弟を見て〆にうどんを注文

〆のうどん

2〜3本、味見をしたが腰があって本場のうどんは流石に美味しい

義弟は満足そうに出汁まで残さず、本当はラーメンよりうどんが好物

知らずに2軒もラーメン屋で試食を付き合わせてエライすんまへん

即席の新作メニューに快く調理してくれた料理長に星★★★

隣席のイギリスから来たご夫婦と旅の話に花が咲く

年齢を聞くと64歳 YOUはと聞かれ“85” 驚きと拍手が舞い上がる

やっぱりこの店で良かった 旅は道連れ世は情け

           グッド ラック

 

ご当地感: 4.6/ 味:4.8価格:4.8/ サービス:4.6/ 雰囲気:4.7

2024/5/9 No 117

めっちゃ うまい ご島地グルメ

旅の島食人 池内嘉正


▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2024/5/9)

  

Photograph by Yoshi Ikeuchi