2025年4月30日(水) 16:05 JST

第7弾 ご島地グルメ 与那国島

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第7弾 ご島地グルメ 与那国島

与那国島

 

八重山諸島の西端にある、日本最西端の

断崖絶壁に囲まれた「国境の」は 大阪から1,657km、

那覇から520 kmあり、台湾までは僅か111km。

石垣島からプロペラ機で30分

空港には予約していたタクシーが待っていた。

空港にはタクシーが一台しか無い不便さ

 

レストラン国境

予約しておいたレストラン国境(はて)

22年振りに訪れた店は様変わりしている

カンヒサクラ

二代目の息子さんはメニューにない料理を快く引き受けてくれた

ご島地グルメの企画に興味を示し

ヤシガニとカジキマグロ三昧の登場

ヤシガニは乱獲の為、今では少なくなっていると・・

最初の一品はヤシガニ味噌の軍艦巻き


塩で頂く初めての味

濃厚な味噌は塩でなければと

う〜む思わず女房に笑みが溢れゆっくり味を噛み締める

久しぶりやこの味は! !

2巻目は醤油を付けるが味噌の濃厚さに醤油が飛んでしまうほど

こんな美味いもん 食べられて幸せやなぁ

人間長生きはせなあきまへんでぇ〜

 

二品目

カジキの皮のポン酢

コリコリとしてふぐの皮とナマコの間のような食感

 

カジキのタタキ

両面を炙ってあるので身がしまっている

 

カジキの唐揚げ

長命ソバのつけ麺

ヤシガニの味噌ダレをつけて、ひと口箸を進めると

これ又ここでしか味わうことが出来ない懐かしい味

大将、これでんがな!

みそだれ

「昔は多分ヤシガニのフルコースでした」

今はそれだけのヤシガニが手に入らないと嘆く

つるつると喉を滑るように胃袋に直行!

何度も 何度も 箸を運ぶ無口な二人

この味は文字では表現不可能

やって来ました本日の与那国島の主役

ヤシガニの姿蒸し

手を付けるのが勿体ない

このまま持ち帰って皆に見せてやりたい

予約でなければ食することも出来ない

ヤシガニの袋にはたっぷりと味噌が入っている

身をほぐすのにカニと格闘

小鉢に身の山ができ塩と味噌ダレをかけて

旨い・美味い・うまい・ウマイ

めっちゃ うま〜い ヤシガニ

2022/2/28

 


▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2022/02)

Photograph by Yoshi Ikeuchi

第6弾 ご島地グルメ 西表島

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第6弾 ご島地グルメ 西表島

西 表 島 2200

2021年7月世界自然遺産に登録

 

キッチィン イナバ

★★★

石垣港から高速艇で45分

西表島の大原港に到着

今回の島のパートナーは山下義雄さん(44)

友人の紹介で西表島生まれ西表島育ち、島の事なら何でも解る

強い助っ人

店のオーナーとは顔見知りで夜のメニューを特別にランチで

提供して貰えるとは有り難い

電話で簡単に猪の刺身と人気NO1のガサミのナポリタン

ガサミはワタリガニの一種でノコギリガサミとも言う

殻がめちゃくちゃ硬いが味噌と出汁が濃厚

大原港から西表の海岸通りの景勝地を訪ねレストランに向かう

一番人気の由布島の牛車も普段は牛車の列が見られるが

まだまだコロナ禍の影響が響き人影もない

今まで何回となく西表島を訪れているが八重山諸島で

一番面積が大きいのが西表島とは初めて知った

二番目が石垣島三番目は宮古島

この島の海岸にも軽石の影響が見られる


自然災害は恐ろしいことだ

その上、海外からのゴミが大量に押し寄せ大きな被害が出ている

その大半は中国からのもの

八重山諸島の景勝地も自然災害には勝てない

2時間余りのドライブでキッチン イナバに到着


離島にしては洒落たレストランのオーナーの平良さんは

大阪の辻調理師専門学校出身、大阪で修行を積んで島で開業

早速追加オーダーはガサミ汁とカマイ汁

本州では通常、硬い皮を取り除いた肉を食するが

リュウキュウイノシシは

皮と脂に旨味があり、島では皮ごと食されている

「皮がうまいことから猪は「カマイ」と呼ばれている

幻の逸品は狩猟期間が僅、三ヶ月間(11月15日〜2月15日)

最初の一品目はカマイのタタキ

初めて食する刺身は鴨より脂が少なく柔らかく優しい味

目を閉じて味を確かめるとじわっと旨味が押し寄せる

二品目はガサミ汁

味噌味にガサミの味が凝縮されこの地でしか味わえない

幸せ感いっぱいのご当地グルメ

三品目はカマイ汁

美味しい餌を食べている猪は脂が乗っている

西表のジャングルにはドングリや椎の実が豊富

どんぐりはアディンガカマイ

椎の実はフグカマイ

捉えた猪を解体する際に

基本的に内臓を食べる為に胃袋の腸を裂いて内容物を取り除く

何を食べて脂が乗っているのか解る

季節によって夏場はほとんど脂身の無いアッサリとした肉質に変わる

冬の猪は脂が乗っていて絶品

皮付きの脂身は余分な脂がなく猪肉は舌の上でとろける

甘い猪肉は刺身とはひと味違う旨味が凝縮されている

最後は当店一押し四品目

ガサミパスタ

ガサミの甲羅の下に一押しのパスタが登場

ガサミの味噌がソースと絡まり絶妙な味

食べれば食べるのほど味わい深くなる

海ぶどうのプチプチ感がまた堪らん

島で味わう究極の逸品は言葉では表現できない

めっちゃうまい ご島地グルメ

まっ いっぺん食べに来なはれ!

ご当地感4.9 味4.9 価格4.8サービス4.8 雰囲気4.7

2022/2/27

 


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Photograph by Yoshi Ikeuchi

第5弾 ご島地グルメ 小浜島

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第5弾 ご島地グルメ 小浜島

小 浜 島 (人口700)

島 夢 人(しまむちゅう)

石垣港から25分「ちゅらさん」のテレビドラマで一躍有名になった島

ゴルフ場は八重山諸島には、たった一ヶ所この島だけである

2時間に1本ぐらいしか船便が無いので

プレー時間を入れると結構時間を要する

蔓延防止が解除された離島でもまだまだ観光客は少ない

学生と見える若い人たちが乗船している

島はまだ眠っているようであり、開いているレストランも少ない

一軒は臨時休業、もう一軒「島夢人」は

入口で二人、席の空くのを待っている

20席ぐらいの小さな店は大繁盛

やっと席に着いて“チューリップそば”を注文

ネーミングを見て鶏の唐揚げのチューリップを想像して

待つ事30分

“一体どないなってまんのんや”

次の船までたっぷり時間がある“まっ!エエか”!!

やってきたそばは丸い薄焼き玉子の上に

三角に切られた4枚のスパムを花と見立てている?

エっ!?

麺は喉越しも良く出汁も悪くはない

玉子焼きは何とも言えない

スパムは?“ふ〜む“

小浜島まで船賃かけて来たが久しぶりの太陽と

青い海を見る事が出来てご馳走さん


2022/2/25

 

 

 


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Photograph by Yoshi Ikeuchi

第4弾 ご島地グルメ 竹富島

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第4弾 ご島地グルメ 竹富島

竹 富 島 360

カフェテ―ドン

  しだめー館

テードンとは竹富、しだめーはカタツムリ

島の中心、なごみの塔の前の「しだめー館」

石垣港より15分、知人の友人の息子さん

生まれも育ちも竹富島の上間 龍(44)さんに

迎えの車をお願いしていた

まさか予定の店のオーナーとはこれ又、縁がある

1日に2軒のそば屋の食べ歩きは初めて

目的の「もずくそば」と「竹富そば」

二杯のそばの食べ比べはトッピングの具でスープの味が変わる

「もずくそば」はあっさり味、もずくと一緒に食べればツルツルと

喉越しが抜群のもちもち丸麺

「竹富そば」は三昧肉・豚肉の細切り・もずく・半熟玉子と豪華版

トッピングの具の味がスープに加味されて程よいさじ加減

三枚肉はしっかりと煮込まれ少し甘めの味付け

その味がスープとミックスされ、ひと味ランクアップ

食べ比べてみなければその味は解らない

二杯のそばのスープの味を交互に確かめることが出来るもの

コロナ下の中ではちょっと・・と思われるかもしれないが

50年も連れ添った夫婦だから出来ること

二杯のそばは甲乙付け難い

私の採点は「竹富そば」

ご当地感4.7 味4.6 価格4.5 サービス4.8  雰囲気4.9

そば屋のオープンテラスはお洒落な感じ

ジャズが流れる店内は南国のひと時を演出

ゆったりと時が流れるテードンの冬

2022/2/18

 

 

 


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Photograph by Yoshi Ikeuchi

第3弾 ご島地グルメ 黒島

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第3弾 ご島地グルメ 黒島

黒  島 220

ウミガメ産卵の北限で南限

珊瑚礁に囲まれたハート型の島

パーラー あ〜ちゃん

石垣港から30分、港には友人の知人の、

宮良りみさんと息子さん当太郎君(30)がお出迎え

早速、島の案内をお願いする

宮良さんもパーラーを港の前で経営しているので

何だか気が引ける

パーラーハートランド(港の前)

コロナ禍で来島者は少なくキャンセルが相次ぐと・・・

島民200人牛3000頭、黒島と言えば牛の島として有名

沖縄の離島にも軽石被害が相次ぎ

島民が総出で軽石の掃除の山が積み上げてある

 

黒島研究所

 

ウミガメ

 

ヤシガニそば

パーラーあーちゃんの民宿も全てキャンセルで休業中、

食堂も休みのところ無理を言っての特別営業

もちろんお客は二人のみ

貫禄のヤシガニが真っ赤になって、丼の上にど〜んとおさまり登場

見るからに旨そう

 

身は後にして麺が伸びるから先に麺からと・・・

兎に角スープをひと口

 

う“〜ん と味を噛み締める。

甘っ 旨っ! 20年振りの記憶に残る味

麺をスープに絡め頂く

味はエビとカニの中間だが濃厚なカニ味噌が一層コクを増す

麺を半分残し硬い殻から身をほぐしスープの中へ

カニとの格闘はなりふり構っていられない

益々濃厚になっていくスープに麺を絡める舌品そば。

伊勢海老のビスクにも負けないご当地そばは

食うものを黙らせる力がある

黒島まで来た甲斐があった

女房も身をほぐすのに悪戦苦闘

箸を置いて、殻を割るのをお手伝い

周りに誰もいないのでかぶりついている様な感じ

スープの底のどんぶりが見えるのに時間はかからなかった

二人とも。

めっちゃ うまいヤシガニそば(1800円)

帰りは港まで大将が送ってくれてもう一度ご馳走さん

 

ご当地感4.9 味4.9 価格4.7 サービス4.8  雰囲気4.6

2022/2/8 23℃

 

 

 

 

 


▼ 画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。 (撮影日 2022/02)

Photograph by Yoshi Ikeuchi

島料理 やふぁやふぁ

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島料理 やふぁやふぁ

島料理 やふぁやふぁ        特別編

★★★

茶碗蒸しそば

 

ご島地グルメの八重山そばめぐりも終盤に入り

あと2軒となった

蕎麦屋はほとんどの店がランチのみの営業

初めて夜のそばを訪ねる

コロナの蔓延防止も解除され

観光客もぼちぼち戻って来たが、予約もなしに入店すると

予約なしでは?・・と断られた

そこは旅の鉄人、席が空いていたので予約の人が来るまでの

約束で席に着く

お目当ての当店人気NO1の「茶碗蒸しそば」注文

“時間掛かりますよ”と店員

焼き鳥セット・グルクンのおにぎり・もずくの天ぷらを注文

矢継ぎ早に注文

生ビールと泡盛「海波」(与那国産)

(焼き鳥セット・もずくの天ぷらはテイクアウト)

最後に来たのが「茶碗蒸しそば」

どんな味やろと期待してひと口

“おいしい”

そばは?う〜ん ええ味や!コシもある

珍しい「茶碗蒸しそば」人気NO1は当然

期待以上のそばの茶碗蒸し

かしこまってそぼろとネギが遠慮がちにトッピング

多分15分も蒸されたそばは“コシもないだろう”

そんな事は計算済み

石垣で一番腰のあるそばを選んだと店長の自慢顔

創作料理「茶碗蒸しそば」は

店名通り優しいそばの味

やわらかく 和やかに 島時間を・・店主曰く

(そばは下地食品)

ご当地感4.7 味4.8 コスパ 4.8 創作4.9 雰囲気4.6

とうふの比嘉

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とうふの比嘉

とうふの比嘉

                                 特別編

朝からのそばは初めて!

7時出発、10分で到着。今日も朝から雨、雨、雨・・・

6時30分からオープンの店内には先客が8人

入口の看板には暑さに強い方、暑さに弱い方と席の案内がある

しかし気温は15°、少し寒いぐらいだ

ゆし豆腐そば大650円、中550円、もちろん中を注文

他にお年寄りセット450円

(おかゆ・味噌汁・オカラ・卵焼き・豆乳)

そばのスープはあっさり味

店内の張り紙には“色々な薬味を楽しんで下さい”とある

半分ほど進んだところでまず“くーす”を入れ、味に辛味を付け

次にピパーズを振りかけパンチを効かせた

まだまだ物足りない

他のテーブルを見るとご飯に味噌を乗せて食べている

それでは味噌をワンスプーン、プラス

スープは少し、味がミックスされたが旨味が足らない

たっぷりと入ったゆし豆腐は身体に優しい

朝からそばは胃に重たいが豆腐の優しさに救われる

『八重山そばグルメ』でなければ“お年寄りセット”に変更

お勘定を支払う頃には次から次と席が埋まる人気店

島では朝食を格安で取れる店は無い

やすい・はやい・とうふ・が客を呼ぶ

作りたての豆腐は兎に角美味い

11時頃には売り切れと同時に閉店となる

持ち帰りゆし豆腐200円・おから100円も人気の秘密

ここの店はそばよりとうふ

八重山そば来夏世

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八重山そば来夏世

八重山そば処 来夏世 石垣市石垣

八重山そばセット

 

「家で食べるそばのような、家庭の味」を

目指している古民家で味わうコクうまのそば。

豚骨ベースにカツオ出汁を合わせた,味だが少し塩味が濃い目のスープ。

暑い夏にはちょうど良いのかも知れない。

セットのジューシー(炊き込みご飯)もあっさりとして食べやすい。

これが600円とは ?安っ!

家族連れが次から次へと来店

地域密着型はコスパがものを言う

ご当地感4.2 味4.3 コスパ4.8 創作4.5  雰囲気4.6 

2022/2/5 21℃

ダイニング英

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ダイニング英

ダイニング英(はなふさ)

白保集落の奥に佇む一軒家、民宿3軒を営むユーグレナそば

を売りにしているおしゃれな蕎麦屋

店内は親子でチームワーク良く愛想がいい

早速、ソーキユーグレナそばとアーサーユーグレナそばを注文

洒落た器に薄く緑色したそばがやってきた

スープは鰹の上品な薄味が麺を引き立てている

アーサーは相変わらず彩もよく見た目にも美味しそう

麺は つるっ つるん で喉越しがいい

眺めの良い手入れの行き届いた広い庭を眺め

上品な別嬪さんのそばにお目に描かれてご馳走さん

そっと添えられた自家製のパパイヤの漬物

オリーブオイル・ゴマ・昆布にニンニクに漬け込まれた

一品は麺の味の強力な見方

ご当地感4.6 味4.5 価格4.5 サービス4.8  雰囲気4.8 4.6

2022/2/12

「石垣産ユーグレナは(和名:ミドリムシ)は

ワカメや昆布と同じ種類でありながらも

動物と植物の両方の特徴を持つ

とても珍しい健康素材

その栄養価のバランスの良さや

燃料や資料への有効利用ができることから

地球の未来を創る素材として注目されている

 

ユーグレナ

おいシーサー遇

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おいシーサー遇

自家製手作りそば

おいシーサー遇 川平

 

コロナ禍の中、お客は私たちのみ

駐車所もガラガラ、観光客もゼロに近い

店内も広く感染対策は万全のようだ

メニューはあるが注文は自動販売機とは珍しい

細かいのが無かったので1万円札を入れると受け付けない

良く見ると1000円札のみと表示

ソーシャルディスタンスは取れず両替

お目当ては海老そば、地元養殖の新鮮な車海老が4匹も入って

1000円安っ。30分かけてやって来た甲斐があった

来た キタ キタッ!?

 

見た目にも旨そう真っ赤な海老が丼の中で行儀よく並んでいる

ひと口スープを口にすると、海老の香りが舌を包んでくれる

麺は自家製の八重山ではここだけのちじれ平麺

店主の竹盛潤一さんは私が打っていますと自信作

一般的な沖縄そばよりも薄く蕎麦粉が入っていないけれど

蕎麦粉100%のようなコシがある

八重山そばは湯がいているものを湯通しするので

あまりコシがない

生麺から湯がくので喉越しも良くツルツルと滑る様に胃袋に腸快速

色白でぷるんぷるん、つるんつるんの、べっぴんさんやなぁ

年甲斐もなく惚れてしまいそうなそばや

店頭にお出迎えのでっかいシーサの名前のゆかりの

おいシーサは味も店名に負けてはいない

海老そば ご当地感4.7 味4.8 コスパ4.6 創作4.7 雰囲気4.5 4.6

2022/2/7 22℃